皆さん、こんばんわ。
そういえば狩猟の記録ってあんまり書いてないなーと思ったので、今回の猟期にあった事もでも書こうかなと思います。
今回は山である事を書くので閲覧注意です。
今回はこの場所に行くよーって事で準備して二人で出発。
「ここ上がっていくからよ」

斜度エグすぎんだろ…。
カンジキ履いてるのもあるけど全然足が刺さんねぇ。
足の感覚で言うと母指球で踏ん張ってる感じ。
マジでこの前登った守門岳よりやっぱ猟のほうがキツイ。
そして登っていくとカモシカの足跡が。
大量のカモシカの糞が見つかった。
タヌキも溜め糞するけど、カモシカも溜め糞するんだな!
尾根の頂上にカモシカが休んだ跡が。
シカもそうだけど、カモシカも尾根で休むんだな。
見晴らしがいい場所が良いのかな?
カモシカは天然記念物で撃っては行けないので別の足跡を追う。
すると今度はシカの足跡が…!
俺はイノシシよりシカの方が好きなのでなんとかシカと遭遇したい…!
とりあえず追う物も無いのでシカの足跡を追う。
これがシカに食害された藤の木。
樹皮がめちゃくちゃに食われてるww
この辺に果樹園とか無いから良いけど、果樹園とかがこれやられたらマジで終わりだろうなー。
これも藤の木。
シカって藤の木好きなのか…?
とりあえず追う。
イノシシの跡が途中で見つかったのでそれを追う。
杉の木やら色々なところを経由して到着したのが。
この奥に足跡が続いてる…。

おいおい…
勘弁してくれよ。
めっちゃ斜度があるんですけど…。
ひたすら追いかけたものの、この尾根を越えて行ってしまったみたい。
足跡は結構新しかったけど向こうのほうが足が早かった…!
普通イノシシは、雪が深いと雪に埋まって歩きにくくなるんだけど、こういった雪崩の後は雪が固まってイノシシが登っても沈まないので、あいつらはこういう場所を好んで歩く。
写真は撮らなかったけど、この反対側に自然に出来た2mくらいの雪玉があって笑ったw
ちなみに今立ってる場所を横から撮るとこんな感じ。
マジで斜度がキツイ。
そりゃ雪崩も起きるわな。
ちなみにイノシシはこのくらいの斜度で雪が降ったばかりだと頭がつっかえて登れない。
だから雪が降ったばかりだと、生活している場所が違う。
「ダメだったなー。」

そうですね…。
ここまで来てダメとか疲れますわ…。
「じゃあ熊の巣にちょっかいかけに行くか。」
人生で一回でもあるだろうか?
クマの冬眠している場所にわざわざ行くことが。

ヤバすぎないっすか?ww
「大丈夫だ。俺等は銃を持ってる。」

そりゃそうだけどよ!!
「俺は山菜採りで銃がない時、ちょっかいかけに行ったら中に入ってて死ぬかと思ったわ。」

なんでそんな事したんですかねぇ…
って理由でクマの巣穴に到着。

マジでやんのか…
「いいかー、俺が近づいて音立てるから出てきたらお前が撃てよー。」

俺が重要ポジかよ。
いやどっちもやりたかないけど!!ww
人生って色々あったけど、俺がミスったら人が死ぬって体感することなんて中々ねぇぞwww
音を立てまくっても全然出てこねぇ…。
って言うか冬眠明けたのか…?
早すぎんだろ。
今年はクマの数が少ないと良いんだけど。
そして何も獲物に出会わず帰ることに。

あぁ…何か居ないかな…。
っとふと目をやると。
イノシシの死骸です。

え?誰かの残滓?
「これは餓死したな。」
今年の冬は雪が多かった。
野生の動物からしてみれば、ある日突然食べれるものすべてが雪に埋まってしまう。
毎年毎年生きるか死ぬかの生活だなんて自分には考えられない。
そんな中、まだ小さい生き物は耐えられず死んでしまう。
この日の猟の前もカモシカの死骸を見た。
皆知らないけど、山の中では当たり前に厳しい世界があります。
またこんな感じで山で何かあったら紹介したいですね。
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