皆さん、こんばんわ。
今回は今から9年前のお話…。っと思ったら8年前でした。
そんな事はどうでもよく…
この物語は、ある男がゲーセンでコスプレグッズを入手したことから始まった。
俺
「もう深夜2時30分か…。
そろそろ帰って寝ようかな。」
友人宅で遊んでいた俺は時間も遅くなり帰ろうとしていたところだった。
携帯
「prrrrrr」
俺
「こんな時間に電話してくるやつ誰?!」
携帯を見るとその頃よくつるんでいた人からの電話。
電話に出てみると。
「すごい奴ができた」
俺
「すごい奴が出来たって何ですか?www」
「とにかく迎えに行くからビデオカメラを持って待機していてくれw」
とりあえず俺は家に帰って迎えに来るまで待機。
迎えの連絡が来るとすごい光景が目の前に広がっていたwww
俺
「お前誰?!wwww」
製造番号666 悪魔のボーカロイド 雑音バカ(ざつね ばか)がこの日誕生したのであった。
この男は俺が唯一尊敬するほど素晴らしいバカなのだw
雪が降ったら寺の屋根の上をソリで滑ってそのまま下に落下したり、黄色い靴紐を見せて「ラーメンあるよ?」って見せたらそのまま食べたりした究極のバカwwww
家の玄関を開けたら他人の家が目の前にあったり、家の中に川が流れてたりする私生活すらマジでカオスすぎる人間なのだ。
製造番号666はこいつにこそ相応しい与えられたナンバー。
この動画の切り抜きは-2度の中の撮影なので、マジで車内に入りたがっているところ、ギリギリ映せたw
この頃の俺たちの中でボーカロイドが流行っていて、歌ってみたや、やってみたを投稿して、猫の額くらいの規模で人気があったw
そこでゲーセンでボーカロイドのコスプレ衣装があったのでゲットしたから、【ボーカロイドをやってみた】のだ。
つーか今思ったけど、コイツが持ってる服の中で、一番上等な布が使われてると思う。
そして雑音プロジェクトが開始されたのである。
この企画はボーカロイドなのでもちろん歌を歌う。
コイツは中学生の時にCDを販売したことがある。つまり音楽に関して仲間内の誰よりも先を行っている男。まさにボーカロイドに適した人間なのだ。
だが、わざわざ歌詞を作って歌った2枚セットのアルバムは、学校内で50円で販売したところ2セットしか売れなかった。
それはなぜか。
コイツめっちゃ音痴だから。
音痴だし、ろれつ回らんし、マジで文字が読めない。
自主制作のアルバムの冒頭の歌詞が早口言葉から取った「生麦生米生卵」から始まるのだが、「生麦生とめ生卵」って言っててそもそも言えてねぇw
しかもその後、妄想の競馬実況が続くカオス構成www
そして雑音バカとして最初の仕事はもちろん…。
ガソリンの給油である。
この時ガソリン少なかったからしょうがないね😊
「ジョジョ立ち!!ジョジョ立ちで給油して!!」
そしてこの体勢である。
一同
「全然ジョジョ立ちじゃねぇwwwww」
よく考えればコイツ多分ジョジョ知らんし、声が聞こえないからこっち振り向いただけの可能性がある。
「パンチラ!次パンチラ行こうか!」
ポトッ。
わざとらしく財布を足元に落とした。
俺ら
「あーなるほどね。
わざとらしいけど、そこから前かがみになってパンチラパターンね。」
まさかのガニ股でキャッチ。
俺ら
「パンツは見えてるけど、それいつものお前じゃんwwwww
いつもの取り方やんwwww」
その後【みくみくにしてあげる♪】のダンスの為にコンビニにネギを探しに行く。
やっぱ歌って踊れるボーカロイドじゃなきゃ人気でないよね。
ファミマのイメージカラーが緑だからネギあるやろの精神でファミマに突入。
店内をくまなく探すもネギは無く、店員に聞いてみたら野菜は置いてないと通信が入った。
よく考えたらネギはスーパー行けば売ってるよね?ってなったからスーパーへ移動。
無事ネギをゲットし、ダンスの練習。
だが、人間が音を上げる前に激しすぎるダンスについて来れなかったネギが死亡しダンスの練習は終了www
ちなみに本家?の踊りはこちらである。
そして録音に入る…。
本当は一回も曲を聞かせずに歌わせようとしたが、さすがにメロディ分からないと崩壊する危険性があるので1回だけ聞かせて録音開始。
歌う曲はコレ。
今や超有名人になった米津玄師がニコニコ動画で活動していた時の曲のリンネである。
聞けば聞くほど、知れば知るほど深い隠れた?名曲なのである。
歌詞はこちらからどうぞ。
もう本当に申し訳ないのだが、当時の動画がこちら。
もうこれぶっ殺されるよね
出だしから歌ってないし、こういん色って何色よwww
俺たちが一番笑ったのは、後半の頭切りカンカンドリンドゥwwww
頭切りカンカンドリンドゥって知らなかったらそんな言葉出てこないでしょwwww
これボーカル音源だけで聞くと俺たちの笑い声がハッキリ聞こえるほど笑ったw
原曲の歌詞と比べると信じられないほど笑える曲が出来た雑音プロジェクト第一弾。
その後、仲間内の音痴2人で開催された黄緑歌合戦と呼ばれる最強音痴決定戦もクソ笑ったけど、内容は忘れましたw
紅白歌合戦はその年の最高の曲を選ぶけど、黄緑歌合戦は最低な歌手を選出するイベントなのです💁♂️
そして雑音プロジェクトは第一弾終了後、ニコニコ生放送で謝罪会見を開いて終了することになりました(^q^)