KLX250のカムチェーンを交換する(´ε｀ )

 

めんどくさいカムチェーン交換っす。
どんだけバラさないと交換できないのよって感じっす。

前回：KLX250のタペット調整をしたよ！

 

今回絶対に必要なやつ。

エアインパクトか、電動インパクトレンチがクラッチハウジングのナットを外す時に絶対必用です。
これなきゃどうやって外すのよってレベルで絶望します。
一応専用工具が出てて周り止めがあるんですけど、どんだけ力かけなきゃ緩まんのよって感じっすね…(^q^)

 

右側のクランクケース周りをバラす

大量にボルトを外すので、無くさない、付ける場所を忘れないように。

んで、右側のクランクケースカバーを外す時は、エンジンオイル、クーラントを抜きましょう。
抜かないと、ウォーターポンプのボルトを緩めた瞬間クーラントが漏れますし、クランクケースカバーを緩めたらエンジンオイルが漏れてきますｗ

 

 

俺はボルトの付ける場所を忘れないようにダンボールにボルトぶっ刺してますｗ

 

クラッチカバー

クラッチケーブルのブラケットを外して、ボルト6本抜けば出てきます。
そういや、KLXのクラッチ見るの初めて！

 

ウォーターポンプカバー

クーラント抜いて、3本のボルト外して、インペラ外せばオッケー！

 

ブレーキペダル

ブレーキペダルを外さないとペダルが邪魔で、クランクケースカバーのボルトが外せないので、面倒ですが外します。

他にもリアブレーキスイッチのブラケットと言う面倒なのもあるんで、それも邪魔なんでしっかり外しましょう。

 

 

うーわｗｗｗ

最後外したのが3年前…？
泥入りすぎでしょ…。

ダストシールみたいなのが入ってるけど多分お亡くなりになってるんだろうな。

 

オイルパイプバンジョーボルト

クッソ地味なコイツも外します。

これで全てが外れた！

 

クランクケースカバーが固着してて中々外せないって時は、カバーに突起があるからそこ叩けばオーケー。
ムキになって叩くと、実は外れてないボルトがあったり、見えない何かが引っかかってたりするから無理は禁物。

 

 

クランクケースカバーが外れました！
Foo!!メカっぽい感じがたまりませんな！

 

 

クランクケースカバー裏側。
左下のベアリングの左にゴムパッキンがくっついて来てると、ふとした時に落ちてなんのパッキンだよとパニックになるので注意しましょう。

 

 

クラッチプッシャーとその周りを取る！
これはただ軽く引き抜くだけ！

 

んで、ここで今回の一番の難関！
クラッチハブナットを外す！
俺のクソゴミと総合評価を受けた、AC電源の電動インパクトが登場するも、硬すぎて回らない！

安定のゴミっぷり！これ外したい物外せたこと無いんだけど！

借りてきたマキタの電動インパクトでも回せない！

つーかここの規定トルク78N・mだろ？！
俺の持ってるインパクトレンチ最大200N・mの能力あるのに外れないって何よ？！

絶望的すぎる…。

ここで最後の頼み…、Kさんからエアインパクトを借りてきた。
つーか俺、エアーコンプレッサー持ってるんだから、エアーインパクト持っとけよな(^q^)

エアーインパクトを試してみる。

 

…が、外れない。

 

嘘だろ_(┐「ε:)_

逆ネジじゃないよね？

 

一回締め込んでから緩めるテクニックもあるから、それを試してみたらなんとか外せた。
逆ネジでも何でもなくて、めちゃくちゃ固着してるだけだった…。

 

 

ナットを外した時点でクラッチのアッセンブリが、そのまま外せますけど
クラッチプレートとかの消耗を見たい人はクラッチをバラしてみましょうねー。

俺は確認したかったからバラす！

 

 

クラッチハウジングのフリクションプレートが引っかかる部分に、段付き摩耗は無し！
ここの段がある場合は、クラッチがうまく切れない原因になります！！
このハウジングはまだまだ行けるな！

 

 

クラッチをバラしたら、オイルポンプを外す！
硬くて+ネジが回らないんで、ショックドライバーで回します！
普段は使わないけど、あると安心感がヤバイっす。

 

 

やっとカムチェーンまで届いた(´ε｀ )
カムチェーンはボルト外せばスルッと落ちてきた！

 

 

メッチャカムチェーンガイド減ってるがな！！
ちなみにこっちはカムチェーンテンショナーで押される側。

カムチェーンも伸びて、ガイドも削れるから音が鳴るんだろうなぁ…。

 

 

ちなみにこれが新品カムチェーンガイド！
どのくらい持つかなぁ…。

 

 

ちなみにカムチェーンの伸びの違いはこんなもん。
下が今まで付けてた奴で、上が新品。

その差は5mm程度。

この程度であんな音がするのかよ…？

そんで、後は元通りに組み直して完了！
そしてこの後、クラッチが切れないという謎の事態が発生します。

時間があったら記事にしたいと思います_(┐「ε:)_