皆さん、こんばんわ。
AdobeのLightroomのノイズ除去性能が爆上がりしたので、前から使っていたTopazのPhoto AIと比較してみることにしました。
今回はノイズが出がちな夜間撮影のものを使ってみることにしました。
参考になれば幸いです。
LightroomやPhotoshopでノイズ除去をする
画面はPhotoshopですが、ここからノイズ除去をします。
従来どおり簡易的に輝度ノイズや、カラーノイズの除去も出来ます。
ノイズ除去していない無加工の写真と新機能のノイズ除去の写真を比較してみる
左が無加工、右がノイズ除去済み
いや、ヤバすぎる。
この写真はISO1600で撮影したんですが、ISO100とか200レベルまで無くなってない?
って言うかISO100でも若干のノイズが出るけど、これはそれすら消し去って不自然なレベルで綺麗。
あんまり尖ったことしないで来るのかと思ったけど、ノイズの除去能力が段違いになってる。
デティールもしっかり残してノイズだけきっちり消してる。
ちょっとこの性能はあり得なさすぎる。
しかも選択すれば一括でノイズ除去できる
一括で複数の写真をノイズ除去できるのも手軽で良いところ。
だがネックなのはDNGファイルが新たに生成されるので、データがかさばってしまう所ですね。
予想時間45分とか出てるのは使ってるパソコンが古代のパソコンなので気にしないでください。
でも君、星の軌跡グニャグニャになってない?
一定の軌跡を描くはずの星がグニャグニャなってるし軌跡の方向まで変わってしまっています。
AIを使って解析してノイズ除去をしてるのでしょうが、この辺がまだ詰めが甘いなと思います。
これは近くに、繋がっている様に見える星のノイズが、元写真にあるので判断を間違った可能性があります。
Topaz Photo AIとAdobeのノイズ除去を比較してみる。
左がTopaz Photo AI 右がAdobe
Photo AI完敗してるやん
Photo AIの方はノイズ除去レベルもかなり強めにかけてコレ。
Adobeがノイズ除去もディティールの維持もしてるのでStrengthもDetailも80くらいまで振ってます。
マジでありえない。
天下のAdobeとは言え、専門でやってるプラグインより除去能力が上とかヤバすぎるでしょ。
ですが、先ほど言ったAdobeは星のグニャグニャに生成されている部分が、Photo AIはノイズ除去が仕切れていないものの、その辺の間違いは起こしていない感がありますね。
それと処理時間では言えばPhoto AIが断然早い。
Topaz Photo AIにSharpenをかけてディティールを強調してみる
ディティールに関してもAdobeに軍配が上がりますわ…。
これは流石にAdobe強すぎって感じですね。
この機能が付く前はPhoto AIすごすぎ!って思ってましたけど、あっさりAdobeがそれを塗り変えてしまった。
これでAdobeが今までなかったAIによるシャープネス向上の機能を付けてきたらTopazは終わりかな…と脳裏をよぎります。
でも、Topazは更新頻度がかなり高く、いずれはこれを超えるか、同程度のノイズ除去とディティール強調はしてくれるだろうと思ってます。
一応無加工とPhoto AIを比較してみる
買った時はノイズ処理力やべぇ!っと思ったけど1段分くらいしかノイズ除去できてない感が結構ありますね…。
時代の進化怖い。
まとめ
条件によるだろうが、Adobeのノイズ除去はTopaz Photo AIを超えている。
Adobeのノイズ除去は少し不完全で、条件によっては直線が曲がってしまう。
Adobeはノイズ除去をする事によって新たなDNGファイルが作られることによってデータがかさばる。
写真の処理時間はPhoto AIの方が早い(ノイズ処理が甘いから?)
今後Adobeがディティール向上の機能を加えたらTopaz Photo AIは死ぬ。
更新頻度が高いTopazがAdobeに追いつく、また追い越すことを期待する。
Photo AIは他にも機能があるんで、買う価値はもちろんあります。
とにかく今後に期待ですね。
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