みなさん、こんにちわ。
今年は多めに猟に行って、まだまだ知らない部分を学んでいかなくては…と言う気持ちでいる僕です。
新潟県は12月末にもなれば雪が積もって、普段カモのいる池も雪が積もってカモが獲れなくなってしまう。
池って雪で埋まるの?っと思われる方もいると思いますが、流れがない池は雪で簡単に埋まっちゃうんですよ。
っと言うわけで今回は雪が積もっているので川に猟へ。
あぁ、冬は雪が積もった後の晴れは最高だな。
この時だけはどの季節の中でも一番好きかもしれない。
川はカモがいる範囲が広いので何人かでいかないといけない。
池にいるカモは少しでも大きな音を立てると逃げるけど、川にいるカモは川の音でこちらの音が聞こえてないのか中々気づかない。
だけど流石に目はめちゃくちゃ良いので人間が見えた瞬間飛んでしまう。
土手を登って自分の目の前にカモがいないと、撃って当たる確率がめっちゃ下がると言うかなりギャンブル。

俺の目の前にカモがいてくれると良いなぁ。
っていうかそもそも川にカモがいてくれると良いなぁ。
皆が配置につき、土手を登る。
目の前にカモの群れが。

よっしゃ!頂き!
カモを三羽落とすことに成功。
川に堰堤があるので、そこだけ浅いので長靴を履いていれば取りに行けます。
「おーい!Kasai!!早くこーい!」

なんで俺?そしてなんで呼ばれてる?
「カモが下に落ちたから取ってこーい!」
写真中央左にカモが…。

ええ…あれ取れるのか?
とりあえずカメラや道具を置いてその場に向かう。

え?っていうかこれどこから行けば良いんですか?
「そこからススキ掴みながら降りてけ!」

このススキ絶対に意味ねぇだろ…。
そんな事をしている内にカモがバタついて川に流れていきそう。
カモ
「流れに乗るぜ!」
という気概を感じる。
考えてる暇なない。
足を一歩踏み出す。
もう目で見ても分かるけど絶対に滑る。
ススキを掴み、もう一歩。
ズル…、ゆっくりと足が滑って行く感覚が…。
ススキを引っ張って踏ん張る。
が、ススキなんて何にも意味もなくそのまま落ちたw

やっぱなぁ!!
そうだと思ったよ!
無事2mくらい落下。
下は石だらけかと思ったけど、護岸工事されているので平らに舗装していたので無事で済んだ…。
今回は手足がちょっと濡れたくらい、前は腰まで川に浸かりながら取りに行ったので、その時に比べれば…。
俺がサウナで水風呂に入る習慣がなければ結構ためらってた。
無事にカモを回収できた。
4羽獲れたけど人数で分配。
なんか真ん中のカルガモめちゃくちゃデカくね?って皆で話をしていたので体重を量ることに。
カモの体重を量る。
通常のカモはこのくらい。
1.65kgもあったw
で、持ち帰って羽をむしって解体。
できればその日の内に食べたかったけど使えれたので冷蔵庫に入れて保存。
そして3日経過。

ヤバい、このままではズルズルと食べるのを面倒くさがり
去年の一週間常温放置してギリギリの肉になってしまったあの時の再来を起こしていまう。
鴨鍋にして食べようって事で材料調達。
鍋もいいけど、炭で焼いてみてもいっかと思いそっちも準備。
鴨肉を捌く。
油の載りりはそこそこ良くてうまそう。
あ、ちなみにナイフはモーラナイフを使ってます。
皮剥ぎから解体、包丁の様にも使えます。
僕が使ってるのはカーボンスチール製だから濡らすとサビるし、骨とか無理矢理切ると刃こぼれするけど研いでれば切れ味はヤバい。
炭火で焼く。
めっちゃうまそう。
ジビエは怖いのでよく焼きます…。
焼いたら油のヤバさが分かってきた。
食ってみるとめちゃくちゃうめぇ…。
なんだコレは?!油が載ってる肉はいろんな物食べてきたけど、こんな油と肉自体のバランスが良いのは初めて食べた!
カモって鍋が基本かと思ったけど、これからは鍋じゃなくて絶対に焼くわ。
鍋に入れるなんてもったいない。
焼いてる内に鍋もできた。
あぁーこれはこれでうまそう。
スーパーで売ってたすでにカットされてる野菜に、適当に鴨肉突っ込んだだけだけどそれっぽく見えるなw
食ってみたら汁物は汁物で必要だわ。
肉食い続けたら飽きるし、間にこれを挟むとちょうどいい。
市販のスープの素に、カモ入れただけでカモの味がめっちゃする。
今度からこの2つを用意してやろう。
できれば2羽くらい獲って、3人位でこの味を共感してぇ。
っていうかこのカモが当たり過ぎるかもしれん。
またカモを獲る欲が湧いてきた。
また頑張ります💁♂️
コメント