皆さん、こんばんわ。
カフェスペースに置いて様になるものを探していた時にこんな事を思い出した。

そういえば家にコーヒーミルがあったよな?
無事発見。
色合いもテーブルにぴったりで思い出せてよかった…!
そういえばこのコーヒーミル、俺が生まれてから一度も使われているところを見ていない…。
そもそも使えるのか?
軽く見てみるけどかなり汚い。
いにしえのコーヒ豆が残ってるし。
って言うかサビてね?
食品を扱うものは絶対錆びないステンレスを使っているかと思ったけど
これはただの鉄にメッキをしてるだけだ。
これはサビをある程度取らないと危険だな。
って訳で分解して掃除してみましょ。
構造は単純で2番のプラスドライバーと10mmのナットが使われているだけでした。
いやーサビサビですね。
バイクのレストアを思い出すメッキのサビ具合。
ミルの本体部分も、かつてのコーヒー豆やホコリが残っている。
底の部分もコーヒー豆が残っている。
木の箱の中にもかつてのコーヒー豆が…。
本体部分も外そうと持ったらビクともしない。
もうちょっと力をかけられそうな雰囲気がしたけど、舐めたら面倒だ。
ショックドライバーで外すことも考えたけど、それも面倒なのでやめた。
洗う際に気をつけて洗えばいいか…って判断で。
どうせこれで豆挽いても飲むは自分だけだし。
今回サビ落としに使うのは15年くらい前に買ったピカールコンパウンド。
と補助でネバダル。
これ使えるのか…?
なんかこういう洋菓子あるよね…?って見た目してましたw
水気はあるからきっと混ぜれば使えるはずだ。
細かい部品も外して磨いていく。
ふと気になったけどメーカーはカリタだけど、もし壊れたらこの部品ってまだあるのかなぁ?
写真に写っているものは良いけど、破砕する部分とか絶対部品無いよね…。
まぁ最悪すり減ったら溶接して形整えれば良いか。
ピカールはメッキに対して使うなと表示されているから使うのは自己判断。
昔はこれでめちゃくちゃ磨き続けてたから大丈夫。
昔の日本のメッキはよっぽど馬鹿力でこすり続けない限り傷も入らない。
中国製の安いメッキはマジで傷が入るから注意。
メッキされているパーツに出たサビは、目立たなくは出来るけど、完全にはキレイには出来ないので
ある程度磨いてサビを落とせたら終了。
ステンレスのバフ仕上げなら鏡面まで磨くけどねー…。
手が疲れるからフェルトバフがほしい。
大体こんな感じの点サビの跡は残ります。
細かい部分は真鍮ブラシとかで磨きたかったけど、バイクに使ってたから食品系に使い回すのは流石に気が引ける…。
親指と人差指で本気で固定しながらやったら攣ったw
これも歳なのか…。
こういう分解の時に、かつての工具たちが残ってくれてて本当に助かる。
この工具たちでバイクのエンジンまでならバラせるし心強い。
他にもベアリングプーラーやら、コンプレッションゲージなど変な工具もありますw
そしてすべてを磨き上げたので中性洗剤で洗ってピカールの成分を落とし
鉄メッキなので再度錆びないようにしっかりと水気を拭き取ります。
ストーブの近くで乾燥中。
これでコーヒーミルから水気は完全に取れたので、今度は組み立てて豆を引いてみよう。
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