皆さん、こんばんわ。
仕事で料理の撮影などする機会があるんですが、今までSEL24105Gで事足りていたんですが
ふと、
マクロレンズあったら絶対もっと表現の幅広がるよな
っと、5年以上前からマクロレンズが欲しかったのもありこれを機に買ってみることにしました。
ソニーのマクロはもちろん、シグマも調べているうちに
あれ?タムロンのマクロ最近また発売されたんだ!
うーん、純正レンズで揃えたいところもあるが、ソニーのマクロはもう発売時期が古い…。
だが、タムロンのレンズはキャノンを使ってるときに便利ズームを買って痛い目をみた経験があるのであまり好きなメーカーでは無い…。
色々悩んだ結果、タムキューと言う異名ができるほどタムロンのマクロレンズは信頼されている。
ここは新しいレンズの方が色々とメリットがあると判断し、タムロンのレンズを買ってみることに。
ハンズオン
おお…これがタムキュー。
重量が630g (ソニー用)って言われてるけど、それより軽く感じる。
早速ボディに付けてみるとさらに軽く感じる。
重量バランスがめちゃくちゃボディ寄りなんだろうか軽い。
それともSEL135F18GMとかSIGMA 50mm F1.4 DG HSMとか重量があるのを普段から使ってるから軽く感じるのか?
ただこのレンズの下のタムロンのブランドリングの形状にRが付きすぎて、ボディに付いたときに隙間のように見えてダサい。
試しにその辺で撮影してみる。
試しに池にいるアメンボを開放で撮ってみてマジでびっくり。
なんだこの解像度は…。
そして恐ろしくAFが使える…!
この写真はMFは使わずAFで合わせてます。
ちょっと待て?
このレンズやばくない?
解像度が良すぎる
めちゃくちゃシャープだ。
これは一段絞ってF4で撮影。
ほぼ等倍まで拡大。
この解像度のレンズが10万以内で買えるのやばくないか?
全然画が緩くない。
これはソニーで言えばGMに匹敵する解像度だろ。
葉っぱに付いた水滴もここまで寄れる。
いやむしろこれはまだ最短撮影距離じゃない…。
フードを付け寄ったら、フードが影になって暗くなったのでちょっと離れました。
それとこの日は曇りでせっかくの解像度を楽しみたいので感度を上げてはノイズだらけになってしまうと思いシャッタースピードを落としたらブレッブレな写真を連発。
光量がないシーンでは手ぶれ補正が無いのは本当にキツイ。
玉ボケとボケ味
木の幹でポートレート。
これは開放で撮影。
ボケに関してはうるさいシチュエーションがあると言われてたけど、あまりそれも感じない。
ただ口径食に関してはかなりすごい形をしている。
100%玉ボケを楽しむレンズでは無いなとだけは言える。
撮影距離で玉ボケの形が変わるらしいのでこの玉ボケが一番最良と言う訳ではない。
本当にボケ方は気にならないんだよなぁ。
最小絞りで撮影
マクロレンズって言ったらちっちゃいキノコっしょ!
って山に探しに入ったんだけど見つからない…。
ドリーミーな写真を撮りたかったんだけど見つけのはヒラタケの幼菌かな?
これは最小絞りのF16で撮影。
まぁ思ってはいたけど被写体が小さければ小さいほど、絞ってもボケる。
ここはF16だと足らんなぁと感じた。
まぁ深度合成してくださいってことなんだろうな。
せめてソニーと同じF22まで欲しかった。
絞ればきっちり写る。
やってみたかったシャボン玉撮影。
ヤバい、宇宙を感じる。
感じざるを得ない。
きっとマクロの世界は普段見えない素晴らしい世界が広がってるんだろうと本当に思える。
ほぼ最短撮影距離で撮影してるのもあってかこの時AFが迷う動作があった。
この時はMFで対応した。
このレンズにはAF/MF切り替えのスイッチがなくこの点はかなり使いづらい。
一応Tamron Lens Utilityでカスタマイズ可能。
これはほぼ等倍。
小さなシャボン玉だけど、やはり最小絞りがF16だとパンフォーカスとはいかないか。
まぁマクロの世界でパンフォーカスとか何いってんだ?って話なんですけどねw
風景撮影
玉ボケを必要としない風景写真なら解像度を活かした撮影ができる。
フードにフィルターの操作窓がついており、フードを付けたままPLフィルターを簡単に操作することがきでるのが便利。
90mmと言う画角がハマる場所があれば率先して使っていきたいレベル。
最後にこれは前にSEL135F18GMの開放で最短撮影した写真。
撮影してた時も、これがもっと寄れれば…。と悔いが残っていたが
このレンズがあれば限界まで寄って絞って撮影できる…。
時期はもう冬に差し掛かっているが、来年のシーズンがめちゃくちゃ楽しみだ。
まとめ
メリット
絞りの全域で解像度がめちゃくちゃ高い。
AFが変わり使えるし早い。
値段が純正と比べて安い。
重量が630g (ソニー用)と軽いし装着するともっと軽く感じる。
インナーフォーカスでレンズの全長が伸びない。
デメリット
手ぶれ補正が無い。
玉ボケの形が悪い。
AFが迷い続けるシチューエーションがある。
AF/MF切り替えのスイッチが無い。
フードを付けると影ができる時がある。
使い始めて1週間の総評としてはめちゃくちゃ良い。
仕事はもちろん、風景写真を撮りに行くときはカメラバッグに入れておきたい一本になってしまった。
また何かあればこのページを更新していきたいと思います。
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